田允迵(チョン・ユンチョル)副首相兼財政経済部長官は6日、「ハイニクス半導体は売却以外は代案がなく、マイクロン社も再交渉の意思があると聞いている」と明言した。
田副首相は6日、毎日経済テレビの対談番組に出演し、経済懸案の説明でこのように述べた。
田副首相はハイニクス半導体の処理について「政界ではいろんな話が出ているが、自力再生は難しく、早期に売却する方針だ。マイクロン社も機会があれば再交渉が可能と話していると聞いている」と語った。
また、国家信用格付けについては、「今月末にフィッチ社が韓国の信用格付けを上方修正するとみられる」とし、「スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)社は8月に査定団を派遣し、信用格付けの追加上方修正を話し合う見通しだ」と述べた。
世界的な信用評価会社であるフィッチ社は先月13日、韓国の信用格付けを上方修正するための手続きに着手、現在のBBB+をA+に引き上げるとしている。
田副首相はまた、ソウル銀行の売却については、「国内外の40社から買収意思を打診してきており、7月末には決着がつくと思う。優良銀行との合併を優先的に考えている」と明らかにした。
朴重鍱 sanjuck@donga.com