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韓国、悲願の16強入り!全土が燃えた

Posted June. 15, 2002 00:16,   

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悲願のワールドカップ(W杯)決勝トーナメント進出(16強)を果たした14日、韓国は全土が燃えつきた。

W杯1次リーグ最後の試合、D組の韓国—ポルトガル戦が行われた14日、全国で160万人余りのサッカーファンたちが韓国代表の「16強神話」を祈願する街頭応援を繰り広げ、全国が真っ赤に燃える溶鉱炉と化した。

試合は午後8時半からキックオフしたが、大型スクリーンが設置された各都市の広場には、朝から赤色のシャツを着た応援団が集まり「オ〜必勝コリア」「デ〜ハンミングク(大〜韓民国)を叫びながら盛り上がった。この日、全国の主要都市には10日の米国戦より、多くの大型スクリーンが設置された。

韓国代表が初勝利を挙げた喜びの熱気が残っている釜山市蓮堤区蓮堤洞(プサンシ・ヨンジェグヨンジェドン)の釜山アジア大会メインスタジアムには、6万人余りの応援団が駆けつけ、大型スクリーンから流れる試合中継を見ながら熱烈に応援した。

釜山駅広場と海雲台(ヘウンデ)ビーチに設置された大型スクリーンの前にも民族芸能グループによる公演が繰り広げられるなど、2ヵ所で10万人の市民が詰めかけ祝祭ムードを高めた。

大邱(テグ)市内の繁華街、中区トンソン路一帯は、同日午前から韓国代表の善戦を祈願する応援歌がどよめき、試合が始まると食堂を除いた大部分の店が「8時半から2時間休業」という案内札を掲げるなど事実上、開店休業状態だった。

蔚山市(ウルサンシ)は同日、中区のドンチョン体育館を市民に開放した。午後7時から5000人余りの市民が大型電光板に見入りながら応援戦を繰り広げた。蔚山市には、文殊(ムンス)スタジアムの隣にあるW杯プラザに2万人余り、蔚山大公園内のワールドビレッジに1万人余りなど、約3万5000人余りの市民が集まり韓国チームの16強入りを祈願した。

光州(クァンジュ)、全羅南道(チョルラナムド)では、8万人余りの市民が16ヵ所に設置された大型スクリーンの前で「コリア、ファイト」を叫びながら熱っぽく応援した。

ポーランドとの初戦があった4日、3万人余りが駆けつけていた光州西区(ソグ)の光州プラザには、試合開始2時間前から赤色のシャツを着た市民と学生ら4万人余りが集まり、韓国国旗の太極旗(テグッキ)を振るいながら盛り上がった。

全羅北道全州市(チョルラブクト・チョンジュシ)トクジン洞の全州総合競技場に設置された大型マルチビジョンの前にも、3万人余りの市民が集まり、韓国代表の応援で燃えた。

江原道春川市(カンウォンド・チュンチョンシ)サムチョン洞にあるドライブイン・シアターの広場とコンジ川野外舞台、江陵市(カンヌンシ)駅前広場とナムデ川の大同マダン広場など江原道内の12ヵ所でも4万人余りの観衆が雲集した。

一部の市民たちは、「韓米戦で引き分けたのは、応援が足りなかったからだ」として、これまでよりも増して熱烈な声援を送っていた。

韓国—ポーランド戦が行われた同じ時間に、米国—ポーランド戦が行われた大田(テジョン)W杯スタジアムの雰囲気は、韓国戦には及ばなかったが、この試合結果が韓国チームの16強入りに連動しているため、終始、関心が寄せられた。

この日、入場券を購入した大田の各企業と市民たちに対して、大田市と忠南(チュンナム)大学、大田大学などのインターネットホームページには「購入価格より安く売ります」という文章も上がっていた。



洪性哲 sungchul@donga.com