「やった！やった！勝った！」
韓国サッカーが世界ランキング５位の強豪ポルトガルを、１次リーグで敗退させる番狂わせを演出し、史上初のワールドカップ決勝トーナメントへの進出（１６強）を果たした。
韓国は１４日午後８時半、仁川（インチョン）文鶴（ムンハク）Ｗ杯スタジアムで行われた１次リーグＤ組最後の試合、対ポルトガル戦で、朴智星（パク・チソン）の万金の決勝点で１−０で勝利した。
朴智星が祝砲を放ったのは後半２５分。朴智星は、ポルトガルのゴールの左サイドから反対側に送られたクロスを胸でワントラップ。一人のマークをかわしては左足でボレーシュート。朴智星の足を離れたボールは、ポルトガルのゴールを揺らした。
ポルトガルは、先制点を許したあと、総力で攻めてきたが、ＧＫ李雲在（イ・ウンジェ）の目覚しい守りに阻まれ、ばん回できなかった。
ポルトガルは、前半２５分、ジョアンピントが朴智星を後ろからタックルし、レッドカードで退場となった。後半２０分には、ベトがこの試合２枚目のイエローカードで退場。数の劣勢を克服できず、追いつけなかった。
これで２勝１引き分け（勝ち点７）でＤ組首位に立った韓国は、次は１８日午後８時半から大田（テジョン）Ｗ杯スタジアムで、Ｇ組２位のイタリアと準々決勝進出をかけた一戦を戦う。
また、米国はポーランドに１−３で負けたが、韓国がポルトガルを倒したため、組２位で１６強に進出し、１７日午後３時半から全州（チョンジュ）Ｗ杯スタジアムでＧ組首位のメキシコと激突する。
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