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李承鎏、バリーボンズ、松井秀樹 誰が1位か

李承鎏、バリーボンズ、松井秀樹 誰が1位か

Posted August. 15, 2002 22:20,   

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果たして誰が「打者の覇者」なのか。

三星(サンスン)の李承鎏(イ・スンヨプ、26)と、米大リーグ・サンフランシスコジャイアンツのバリーボンズ(38)、読売ジャイアンツの松井秀樹(28)は、それぞれ韓国と米国、日本のプロ野球を代表する左利きスラッガー。

打撃の精巧さまで兼ね備えた彼らは、今年シーズンも自国リーグで打撃全部門を総なめし、最高選手に位置付けられている。

彼ら左利きの3人は、自分なりに特化した分野で他の選手とは一線を画しているため、眼を引いている。

▲李承鎏〓3人の中で一番若いからバラ色の未来を夢見ることができるだろう。破壊力においては、今年シーズン、ボンズを追い抜いた。最も少ない93試合に出場して33本塁打と92打点を記録した。本塁打は2.82試合あたり一本のペースでボンズ(3.09試合)と松井(3.19試合)を上回った。これは40本で大リーグのホームラン王、シカゴカブスのサミーソーサ(2.85試合)よりも多い数。打点も一試合あたり1点を打ち、今シーズン、彼に追いつける選手は地球上にはいない。

▲ボンズ〓故障で17試合も欠場しなかったなら、今年の大リーグもボンズが席巻したに違いない。ボンズは、頻繁な欠場のため、安打は56位、打点は16位に止まっているが、平均率で決める打率、出塁率、長打力においては圧倒的な優位を占めている。

打率はコロラドロッキースのレリーウォーカー(0.358)より1厘少ない0.357だが、出塁率(0.568)と長打力(0.790)は、誰も追いつけないくらいだ。

▲松井〓来年の大リーグ進出が確実視されている彼は、今年、入団後最高の1年を過ごしている。

安打を除いた打撃6部門で先頭を維持している。3人の中で特に得意の部門はないが、夢の打撃部門全冠王に一番近づいている。

あいにくにもリーグ4位に止まっている安打が、1試合あたり1.28で李承鎏(1.26)とボンズ(1.02)より多い。



張桓壽 zangpabo@donga.com