Go to contents

「戦闘兵士の派兵、韓国が決めるもの」米国防部次官 本紙と単独インタビュー

「戦闘兵士の派兵、韓国が決めるもの」米国防部次官 本紙と単独インタビュー

Posted September. 06, 2002 00:00,   

한국어

米国の対イラク攻撃が迫っていると伝えられているなか、ブッシュ米政権はイラクへの攻撃に踏み切る場合、韓国からのさまざまな支援を確信していると、4日明らかにした。

ジャカイム米国防部次官(写真)は、9・11同時多発テロ発生1周年を控えて、彼の執務室で行われた東亜(トンア)日報との単独インタビューで、「僕は韓国が常に我々のそばで、我々がかつて韓国を支援したように、我々を助けるものと思う。これはパートナーシップであり、友情だ」と述べた。

彼はまた、「これから韓国がイラクなどへ戦闘兵士を派遣することを望んでいるのか」という質問に対し、「それについては予想できず、それは韓国政府が決めるものだが、僕は韓国政府が我々を助けることを疑わない」と答え、戦闘兵士の派兵も期待している考えを明らかにした。

また、「このほど韓国を訪れ、国防部の高位当局者と素晴らしい協議を行った。米国と韓国は世界を眺める認識が同じで、多くの価値を共有している」と重ねて強調した。米政府の高官が、韓国の対イラク攻撃の支援問題について、公式に触れたのは今回が初めて。

同次官はさらに、「テロとの戦いが将来的に北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に拡大する可能性があるのか」という質問に対しては、「ブッシュ大統領は北朝鮮に対して、軍事作戦を広げる計画がないことを明らかにしており、ブッシュ大統領の話をそのまま受け止めていいと思う」と述べた。

彼は続いて、「米政権が対イラク攻撃をめぐって、意見の食い違いを見せているという観測は誇張されたものだ。対イラク攻撃は時期の問題が残っているだけ」と釘を差した。

一方、政府は米国の対イラク攻撃が始まる場合、韓米同盟の精神にのっとって、今後の立場を決める方針と伝えられている。政府当局者は、「まだ米国から対イラク攻撃に関するどんな通報もきていない。しかし、米国から具体的な支援要請が届くと、韓米相互防衛条約の精神にしたがって、同盟国としての状況を踏まえ総合的に判断したあと、我々の立場を決める」と述べた。



韓起興 金影植 eligius@donga.com spear@donga.com