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中国の軍事力強化は周辺に脅威」日本首相の諮問機関

中国の軍事力強化は周辺に脅威」日本首相の諮問機関

Posted November. 29, 2002 23:17,   

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日本経済新聞が29日報じたところによると、小泉純一郎首相の諮問機関「対外関係タスクフォース」は、中国の軍事力増強が日本と周辺諸国を威かくするはずだとの見通しを示し、日本政府に対策を求めた。

専門家9人による同諮問機関は28日、首相に渡した「21世紀の日本外交の基本戦略」という報告書で「協調と共存、競争と摩擦が重ならざるを得ない中国との関係は、21世紀初めの日本外交政策の最も重要なテーマだ」と前提し、とくに中国の軍事力増強について、中国政府に軍事予算の透明性を強く求めることを提案している。

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に関連しては「日本外交の目的は、北朝鮮体制の転覆ではなく、政治・経済体制の段階的な変化だ」とし、北朝鮮が国際社会の舞台に出てくるようにしなければならないとの見方を強調した。

この報告書は続いて、韓国については「民主主義、市場経済、米国との同盟の3つを共有している最も重要な地域戦略のパートナーだ」と定義付け、自由貿易協定(FTA)の締結を当面の課題に選んだ。

一方、米国とは、両国民の同盟関係についての信頼感が揺れる可能性があるものの、安全保障関係を総合的かつ全面的に再検討すべきとの認識を強調している。



hanscho@donga.com