北京大学の学士・修士号、インターネットで取得できる

北京大学の学士・修士号、インターネットで取得できる. December. 12, 2002 22:41. yshwang@donga.com. 中国の北京大学が、来年３月、韓国に「オンライン学位課程」（www.beida-online.com）を開く。外国では初めての試み。 北京大学が、ソウルデジタル大学（www.sdu.ac.kr）と共同で開くこの課程は、中国に留学しなくても名門大学の学士と修士号を取得できるということから、関心を集めている。学位証も、北京大学に通った学生のものと違いはない。卒業証書に「遠隔教育課程」という文字が追加されるだけ。 学生の募集は１２日から来年１月３１日まで、問い合せは北京大学オンライン入試管理センター０２—２１２８—３１６２〜５。開設される課程は、学士では２つの課程（法学、行政管理学）に４学期（２年）、修士は３つの課程（行政管理学、応用社会学、人材資源管理学）に３学期（１年半）。授業料は、学士が１学期当たり１３７５ドル（合計５５００ドル）、修士は１学期当たり２６６７ドル（合計８０００ドル）。入学資格は、学士課程の場合、３回生に編入する形となるだけに、専門大学（短大）卒業以上または４年制大学の３回生以上に在学中、あるいは大学を卒業した者でなければならず、修士課程は４年制大学卒以上でなければならない。試験は行わず、書類選考で編・入学できる。 しかし、学士課程は在学中に修学能力試験を受けなければならず、修士課程は科目試験と学位取得国家試験、卒業論文などが通らなければ、学位は取れない。また、所定の学期に単位を取れなければ、授業料を払って登録（６年間可能）を続けなければならない。入学はしやすいが、一定レベルの中国語の実力が求められるという意味 北京大学の鞠傳進副総長は１２日「北京大学が韓国進出を決めたのは、インターネットの普及と活用の面において韓国は世界一進んでいるうえ、中国を学ぼうとする熱意があるからだ」と説明して「北京大学の現職の教授が参加するため、学習の質に差異がなく、今後は学位課程も拡大する計画だ」と語った。