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大統領選挙D−2 安保論争激化

Posted December. 16, 2002 22:03,   

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野党ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)、与党民主党の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領候補は16日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核問題解決と対北朝鮮認識を中心に激しい安保論争を繰り広げた。

李候補は、同日中央党本部で、記者会見を行って、「韓国戦争以降、どの政権においても南北間の戦争はなかったが、唯一、太陽政策を進めてきた民主党政権の下で、2回の西海交戦が発生しており、核問題が浮き彫りになった。失敗した太陽政策にこだわって、核開発の資金を支援するのは決して『平和の道』ではない」と批判した。

同氏は、さらに盧候補をねらって「北朝鮮の祖国統一委員会が私のことを、同族に害を与える『戦争論者』と激しく非難した翌日、盧候補があたかも北朝鮮と口を揃えるように、同じ言葉で私を非難した」と述べ、「北朝鮮が核開発を行っても、引き続き現金を支援すべきだと主長する盧候補と、核開発の放棄を求める私のうち、誰が戦争論者なのか」と言い返した。また、李候補は、「私は北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長と直接会って、核問題を解決できる意志と信念を持っており、4大国の頭脳部を説得する自信がある」と強調した。

同党の徐鋻源(ソ・チョンウォン)代表も16日、泰安(テアン)、舒川(ソチョン)など、忠清南道(チュンチョンナムド)の西部地区の遊説で、「平壌(ピョンヤン)放送の内容をそのまま言葉にしている盧武鉉候補は、平壌のスポークスマンではないか。戦争というのは子どものいたずらでもあるまいし、国民を極端な言葉で脅すのは困難だ」と盧候補を非難した。

これに対し、民主党の盧候補は、同日ソウル汝矣島(ヨイド)で行われた街頭遊説で、「今度の選挙が、平和か戦争かを決定できる。李候補が主長している現金支援の中止は、金剛山(クムガンサン)観光と経済交流の中止につながって、結局南北関係と対話も打ち切られる」と主長した。

盧候補は、「南北対話が途絶えれば、94年のような核の危機を誰がどんな手を使って仲裁し、解消できると思うのか。南北関係が緊張に向かい、戦争の危険がくすぶると、北東アジアの平和は永延に遠ざかってしまう」と逆説した。

さらに、同党の李洛淵(イ・ナクヨン)スポークスマンは、李候補の記者会見の内容について論評を出し、「ロシアの韓半島専門家のアレクサンドル・マンソローフ博士が9日、李候補のことを『戦争を辞さない人物』と診断したことを、盧候補が参考にして触れただけで、北朝鮮の祖国統一委員会の発表とは何の関係もない」と反論した。

同氏はまた、「李候補は何事も北朝鮮にフォーカスを当てる『偏った』認識を持っているため、均衡のとれた健全な対北朝鮮認識を持っていない。そのため、戦争危機の可能性があるとみているのだ」と主長した。



鄭然旭 鄭用𨛗 jyw11@donga.com yongari@donga.com