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韓国女子バスケット界、河恩珠選手の引き止めに必死

韓国女子バスケット界、河恩珠選手の引き止めに必死

Posted January. 29, 2003 22:39,   

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日本への帰化を進めていると伝えられ、韓国女子バスケットボール界に衝撃を与えている「韓国女子バスケットの希望」河恩珠(ハ・ウンジュ、20、日本静岡短大)選手を引き止めようと、バスケットボール界をあげての対策が講じられている。

大韓バスケットボール協会(洪成範会長)は、29日、韓国で最高のセンターである河選手を失うのは、韓国女子バスケットの将来をあきらめるのも同然と判断し、来月4日に開かれる代議員総会に、この問題を特別案件として上程することにした。河選手に帰国を勧め、韓国でプレーさせるためだ。

同時に、同協会は、帰化に対する河選手と河選手の両親の考えを明確に知ることが大事と判断し、近日中に、父親の河ドンギさん(45)に会って、説得を試みることにした。

さらに、帰化の推進が事実と確認された場合、日本バスケットボール協会に文書を送って協力を求め、見直しを正式に申し込むことも検討している。

河選手を先頭に「韓国女子バスケットのルネッサンス」を実現しようとしていた、韓国女子バスケットボール連盟(WKBL)も、足元に火がついた。

1年間、父親の河さんに、河選手の帰国を説得してきたWKBLは、最近、状況が緊迫していることを受け、来月初め、日本に連盟関係者を送り、直接、河選手と話し合う考えだ。

WKBLは、すでに、河さんに対し、河選手が帰国すれば、過去最高の待遇を約束したのはもちろん、韓国代表のセンターも提案している。

WKBLの趙勝延(チョ・スンヨン)専務は、「これまでの努力にもかかわらず、河選手が日本への帰化の姿勢を崩さないとは、ショックだ。なんとしてでも、河選手を帰国させる方法を見出したい」と述べた。



金尙浩 hyangsan@donga.com