Go to contents

公的資金5〜10兆ウォン追加投入が必要

公的資金5〜10兆ウォン追加投入が必要

Posted February. 10, 2003 22:19,   

한국어

政権引き継ぎ委員会が、新政権が発足してから、ノン・バンクなどの金融構造調整のために、現在残っている公的資金の他に追加資金をさらに投入しなければならないということを、委員化の最終報告書に明示することにした。

引き継ぎ委経済1分科の関係者は、10日、「財政経済部が金融市場の混乱をもたらす恐れがあるとして、追加公的資金の投入規模に対する算定を拒否しているが、金融界では公的資金がさらに必要だというのは周知のことであり、混乱に対する懸念は説得力がない」として、このように明らかにした。

こうした方針は、現政府で発生したものと新政府の時に発生しうるものを区分し、責任の所在を明らかにするため、と解釈されている。

引き継ぎ委は、発足初期から、財政経済部(財経部)に対し、韓国投資信託、大韓投資信託など、ノン・バンクの構造調整に必要な追加公的資金の所要額を算定して提示せよ、と強く要請したが、財経部は「金融機関に投入すべき公的資金を算定すれば、投入が既定事実となり、金融市場にショックを与えうる」として、事実上これを拒否してきた。

引き継ぎ委の他の関係者は、「現政府が資料を提出しないため、正確な規模を推定することはできないが、追加公的資金の所要規模は約5〜10兆ウォンになるだろう」と見込んだ。



朴重鍱 sanjuck@donga.com