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バスケットボールの河恩珠、日本帰化の手続き中

バスケットボールの河恩珠、日本帰化の手続き中

Posted March. 05, 2003 22:23,   

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韓国女子バスケットボールをけん引していく選手として期待を一身に受けている長身の選手、河恩珠(ハ・ウンジュ、20、2m2)の進退が、日本でも大きな関心事として浮上している。

日本の朝日新聞は5日付で「韓国人留学生の河恩珠選手が、日本国籍を取得する手続きを踏んでいる」と伝えた。

朝日新聞は「河恩珠選手は、桜花学院3年の01年、所属チームが高校バスケットの勝利を独り占めするのに大きく貢献した人物」として紹介し、帰化手続きを踏み始めたのは昨年夏からだと報じた。

日本バスケットボール協会の石川専務理事は、朝日新聞とのインタビューで「河恩珠選手が日本の国籍を取得すれば、日本代表として抜擢(ばってき)するつもりだ」と延べ、河選手への熱い期待を隠さなかった。

現在、日本の静岡短大2年に在学中の河選手が卒業する来年2月になれば、日本への帰化に必要とされる「満20歳以上、5年以上日本での居住」の規定も全て満たすことになり、法律上の問題も解決される。

河恩珠の父親、河ドンギ氏は5日、「先月、恩珠に、韓国に戻って選手生活をした方がよいのではないかと説得してみたが、日本でプレーしたいという本人の意志があまりにも強かった」とし、「まだ帰化を完全に決心したわけではないが、帰化の手続きを踏んでいるのは事実だ」と話した。

一方、韓国でも、河恩珠の帰化を断念させるための努力が続いている。

韓国女子バスケットボール連盟(WKBL)は、先月開かれた定期総会で、河恩珠に対しては例外的に、ドラフトなしでどのチームとも契約できるようにする非常措置を取った。これによって、三星生命など一部のチームが河ドンギ氏と接触するなど、「河恩珠迎え入れ」作戦に乗り出している。



金尙浩 hyangsan@donga.com