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盧大統領実兄の土地問題、健氏の釈明に新たな疑惑

盧大統領実兄の土地問題、健氏の釈明に新たな疑惑

Posted May. 22, 2003 21:58,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の実兄、健平(ゴンピョン)氏が所有している慶南巨済市(キョンナム・ゴジェシ)ソンポ里の土地677坪の購入過程と関連し、同氏の話が事実ではないという主張が出ている。

健平氏はマスコミとのインタビューで、この土地を所有するようになった経緯について「知り合いの公務員、黄(ファン・44)氏が2億ウォンを相互信用金庫から借りたいと言ったので、私の家を担保にしたが、彼が借金を返済できず、元利金の返済に7億〜8億を使った」と話した。同氏は「ソンポ里の土地は、借金を肩代わりする条件として彼から譲ってもらったものだ」と主張した。

しかし、黄氏は22日、東亜日報との電話で「健平氏とは20年前からの知り合いだが、相互信用金庫からお金を借りたことはなく、ソンポ里の土地については何も知らない」と反論した。

一方、野党ハンナラ党の金文洙(キム・ムンス)議員は22日、健平氏の財産をめぐる各種疑惑について、検察の捜査を正式に要請した。

金議員は同日、党幹部会議で「検察捜査の要請書」を公開し、「健平氏の所有だった慶南金海市進永邑(キムへシ・シンヨンウップ)の土地は、盧大統領の土地と考えており、(公開されたものより)遥かに多くの不動産を盧大統領が所有しているという情報がある」と主張した。

金議員は捜査要請書で健平氏が△資本金5億ウォンと2億ウォンのキョンジン土建とチョンウォン土建の理事と監事に登載された経緯△巨済市舊助邏里(クジョラリ)の土地を、仮差し押さえを避ける目的で義兄に売却した場合、強制執行免脱罪を適用できるかどうか△閑麗(ハンリョ)海上国立公園内であるクジョラ里の二軒の別荘とカフェーの新築許可を得る過程で、特別扱いされたかどうかなどについての検察の捜査を促した。

しかし、大統領民情首席秘書官室は同日配った報道資料で「住宅新築などもまったく問題がなく、大統領とも何の関係もない。無責任な疑惑の提起であり、政治的攻勢だ」と主張した。

大統領府は閑麗海上国立公園内の土地と2軒の別荘に関連した疑惑について「健平氏が購入した時点は81年と83年2月で、盧大統領が国会議員になる前のことだ。国立公園管理公団から新築許可を得たのも98年3月で、盧大統領が国会議員ではない時だった」と反論した。