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ムーディーズとS&P、韓国の格付けを当分現状維持へ

ムーディーズとS&P、韓国の格付けを当分現状維持へ

Posted August. 05, 2003 21:48,   

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世界の二大格付け機関であるムーディーズとスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、当分、韓国の国家格付けを変えない見通しだ。

権泰信(クォン・テシン)財政経済部国際業務政策官は5日、有線放送の韓国経済テレビに出演し、「先月、ムーディーズとS&Pを訪問し、格付けの上方修正を要請したが、『不安要因が残っているので現状を維持する』という返事だった」と話した。

権政策官は「ムーディーズは10月、中国を訪問する途中で韓国に寄る予定だが、格付けの調整はないとみられる」と付け加えた。

また、同氏は「最近の外国人による大規模な株式純買収は、為替差益をねらった投機性資金が含まれているだけに、為替レートが急変動した場合、9兆ウォンの外国為替平衡基金債券発行限度を追加で増やすなど、適切な市場安定措置を取る」と強調した。

さらに「韓国映画義務上映日数(スクリーンクォーター)制度を廃止し、法律や教育、医療サービスの市場を開放して、外国人が投資しやすい環境を作らなければならない。今年中に外国人投資誘致のための総合対策を発表する予定だ」と話した。



千光巖 iam@donga.com