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「北朝鮮の態度次第では6者協議の中断も」尹外交通商部長官が国会答弁

「北朝鮮の態度次第では6者協議の中断も」尹外交通商部長官が国会答弁

Posted September. 01, 2003 23:11,   

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尹永寛(ユン・ヨングァン)外交通商部長官は1日、「(北朝鮮核問題解決に向けた)6者協議が中断する可能性を完全に排除することはできない」と語った。

尹長官は同日、国会の統一外交通商委員会全体会議に出席し、野党ハンナラ党の金容甲(キム・ヨンガプ)議員から、「6者協議無用論を主張する北朝鮮の態度をみると、下手をすると協議が中断するのではないか」という質問を受け、このように答えた。

尹長官、「今後の状況の変化を見守らなければならないが、北朝鮮がどのような態度に出るかによって、(6者協議再開が)左右される恐れがある」と語った。また「2、3ヵ月以内に次回協議が開かれるのが望ましいという合意があるものの、具体的な日時は決まっておらず、他の要因もある」としながら、「政府は早期に協議が再開されるように努力する」と述べた。尹長官は、北朝鮮外務省が最近、公式声明を通じて「6者協議無用論」を言及したことに関して、「それが交渉用なのか、他の意図があるのかは今の段階では誰も確認できない」と語った。

尹長官はさらに、北京6者協議で、北朝鮮が「核保有国であることを宣言する準備ができている」と発言したことに対して「北朝鮮側の発言は、すぐにそうするというのではなく、そうなることもあり得るということだが、外信が前の部分を除いて報じた」と説明した。

一方、6者協議の首席代表を務めた李秀赫(イ・スヒョク)外交通商次官補は同日、KBS第1テレビやSBS、交通放送ラジオ番組に相次いで出演し、「北朝鮮が次回協議に出席することを期待する」と話した。

李次官補は、「北朝鮮が、米国は核廃棄先行の主張に少しの変化もないと主張するのは、自分の立場を引き立たすためのレトリックだ」として、「米国も方向を提示して、過去に較べて立場を詳らかにしている」とつけ加えた。



夫亨權 金影植 bookum90@donga.com spear@donga.com