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星条旗の焼却に実刑を言い渡す

Posted September. 05, 2003 22:59,   

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デモ行進の途中、星条旗を燃やした韓国大学総学生会連合(韓総連)所属の大学生に異例の実刑が宣告された。

ソウル地裁刑事単独12部は先月7日、「韓半島の戦争に反対する」として京畿抱川郡(キョンギ・ポチョングン)米8軍総合射撃場に侵入し、星条旗を燃やした疑い(外国国旗の冒涜)などで拘束起訴された韓総連所属の大学生ユ被告(19、全南大学2年生)に懲役短期6カ月、長期10カ月を言い渡した。これは被告人が満20歳に達していない場合に裁判所が宣告できる刑量で、行刑成績を見ながら刑量が可変的に適用される。

裁判所はまた、同じ容疑で起訴された李被告(20、韓国外国語大学2年生)に対しては懲役10月、ソ被告(22、漢陽大学3年生)など大学生4人に対しては懲役8月に執行猶予2年、120時間のボランティア活動をすることを言い渡した。

裁判所は判決文で「ユ被告の行為が純粋な学生運動のレベルで行われたことは理解するが、治外法権地域である外国の軍部隊に侵入して、国旗掲揚台にかかっていた星条旗を燃やし、米国民の国家プライドを傷つけ、韓米関係に支障を招いたことは有罪と認められる」と明らかにした。

特に、「ユ被告の場合、同事件の核心であり象徴的な部分である外国国旗を直接燃やして害しただけに、実刑を言い渡さざるを得なかった」と付け加えた。李被告の場合、03年6月に集会およびデモに関する法律違反で罰金刑の確定した前歴があるため、実刑が下された。

ユ被告をはじめとする韓総連所属の大学生12人は先月7日、米軍ストライカー部隊の韓国内での訓練に反対し、京畿抱川郡永中面永平里(ヨンジュンミョン・ヨンピョンリ)米8軍総合射撃場を奇襲、侵入した後、装甲車を占拠し、星条旗を燃やすなど反米デモを行った疑いで起訴されていた。



金秀卿 skkim@donga.com