Go to contents

「金総書記の後継者、05年に発表」労働新聞が示唆

「金総書記の後継者、05年に発表」労働新聞が示唆

Posted October. 10, 2003 23:08,   

한국어

北朝鮮ニュース専門の聴取機関、日本ラジオプレスが10日伝えたところによると、北朝鮮の労働(ロドン)新聞は朝鮮労働党創立60周年の05年に、金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者を発表することを示唆する社説を掲載した。金総書記は今年61歳だ。

ラジオプレスによると労働新聞は同日、労働党の創立第58周年記念日を迎えて掲載した社説で「党創建第60周年は、金正日同志の党建設の業績を受け継ぎ輝かせるとともに、革命首脳部の周囲を固く団結させて、北朝鮮軍隊と人民の気概を全世界にアピールする祝典になるだろう」と主張した。

ラジオプレスは最近、金総書記の後継者をめぐって様々な推測が出ているなか、北朝鮮当局が05年中に後継者の変化があり得ることを示唆したものだという見方を示した。

日本の北朝鮮関係筋は最近、金総書記の先妻が産んだ正男(ジョンナム・32)と、現夫人の高英姫(コ・ヨンヒ)が産んだ正哲(ジョンチョル・22)、正雲(ジョンウン・20)の間に後継者をめぐる暗闘が行われているとの見方を提起してきた。

一方、先月9日、北朝鮮政権創立(9.9節)の記念行事を最後に、1ヵ月間、公式の席から姿を消している金総書記は、一連の労働党創立行事式典にも姿をあらわさなかったとされる。



朴元在 parkwj@donga.com