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人工岩…垂直の世界…その奥深さに挑戦

Posted November. 25, 2003 00:31,   

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この冬にはスパイダーマンに挑戦してみよう。

切り立ったような巨大な岩を登るのは想像だけでスリリングいっぱい。しかし、寒い冬には専門家でない限り、自然岩壁を登るのは危険すぎる。

代わりに人工岩に挑戦してみてはどうか。合板やプラスティックなどで造られた人工岩を登り下りしているうちに、自然岩壁に登れる技術を身につけることはもちろん、強靭な体力まで手にすることができる。

▲人工岩場はどこに〓国内には屋内・外の人工岩場が150ヵ所余りある。また、クライミングを楽しむ人も2万人にのぼる。

初めてクライミングに挑戦したあなたなら、まず自宅や会社近くの、人工岩の設置されたところを探す必要がある。大韓山岳連盟(02−414−2750)に問い合わせると教えてもらえる。また、インターネットでクライミング同好会に加入して習う方法もある。

クライミング関連のお勧めサイトは、スポーツ・クライミング(www.sportsclimbing.co.kr)とディスカバリー(www.discoveri.co.kr)。

▲装備と講習〓ほとんどの人工岩場は高さが3、4mで、装備は特に要らない。しかし、ソウル江南区(カンナムグ)のポスコ社屋にあるポスコ室内人工岩場の高さは25mもあり、安全ベルト(ハーネス)やロープなど安全装備なしで挑戦すると、ひどい目に会うかも。

人工岩場はほとんど無料だが、個人が設置した人工岩は入場料をもらう。ポスコ室内人工岩場は、ポスコの社員や専門団体には無料で開放されている。

クライミングを習うためには、各種の講習会に登録すればいい。

ソウル江東区上一洞(カンドング・サンイルトン)にある「ベースキャンプ」の運営者・チョン・ジェソクさんは「覚えが早い人は3、4回だけ登ってみても基本的な要領を習得できる。その後いかに誠実に、懸命に練習するかによって高難度技術と体力を身につけることができる」と話した。

▲効果と注意事項〓クライミングは身体の関節と筋肉を全部使いこなさなければならず、腕と足の強い力が必要だ。このため、長くやってきた人の体格は彫刻のように整っている。きれいなスタイルを夢見る人にもクライミングを勧めたい。

そのうえ、人工岩クライミングは多忙な日常の中で、自然岩壁に行く手間を省け、季節や気候にも拘束されずいつでも楽しめ、自然岩壁に登るより安全だという長所がある。

重要なのは、岩に登る前に充分な準備運動を心がけること。準備運動をしないと、筋肉や靭帯を痛める恐れもある。



stt77@donga.com