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日本ロッテの誘惑に李承鎏は「興味なし」

日本ロッテの誘惑に李承鎏は「興味なし」

Posted November. 28, 2003 23:19,   

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李承鎏(イ・スンヨプ、27)は米国から帰って3日目の30日、日本に向かう。

目的は、公式にはテレビ出演。日本テレビ企画の野球選手関連番組への出演が早くから決まっていた。

しかし、李の訪日が関心を集めたのは、27日にロッテ千葉マリーンズの辛東彬(シン・ドンビン、ロッテグループ副会長、48)オーナー代行が「ボビー・バレンタイン監督と話し合って李承鎏の獲得を推進する」とスカウトの意思を示したため。辛オーナー代行は「李はいい選手だ。監督と話をして、韓国に調査を指示したい」と話した。

日本の各スポーツ紙は28日、一斉に「ロッテ、李承鎏獲得を推進」という見出しで記事を書き、関心を示した。日刊スポーツは「ロッテ千葉マリーンズがスカウトのため李承鎏について調査を始めた」と報じている。

たまたま同時期に李が日本を訪れるため、注目が集まるのもおかしくない。

これに対し、李承鎏は「ロッテのオーナーが関心を示したのは新聞を読んでわかった。今回の訪日は3日に予定の日本テレビに出演するためだ。日本の球団関係者に会う計画はない」と説明した。

李は「今回は妻を同行しない。放送出演なので、国内マネージメントを担当している金トンジュン(JSエンターテインメント代表取締役)さんと一緒に行く」と話した。

李承鎏は27日の帰国インタビューで「日本行きや三星(サムスン)への復帰は考えていない」と言明している。しかし、ロッテが積極的に出た場合、揺れる可能性もある。ロッテは既にバレンタイン監督との契約で、3年間で1000万ドル(約120億ウォン)という、監督としては破格な金額を提示しているからだ。

李承鎏は「実は『日本で野球すれば』と誘う人が多い」と話している。今回の訪日でも数多くの誘惑があるはずだ。

とうとう「本塁打王の獲得」に日本まで飛びついた。李承鎏にはいいことだ。



金相洙 ssoo@donga.com