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8強進出、まずは日本撃破から サッカーの世界ユース大会

8強進出、まずは日本撃破から サッカーの世界ユース大会

Posted December. 07, 2003 23:16,   

한국어

「日本を破って、8強進出を果たす」

8日午後11時(以下韓国時間)、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビのアルナヤンスタジアムで行われるサッカーの2003世界ユース(20歳以下)選手権大会、韓国と日本の16強戦。6日、1次リーグのF組予選最終戦で米国に0—2で敗れて1勝2敗、組3位で辛うじて16強に進出した韓国にとってはこの試合が名誉回復の舞台になる。

日本はD組1位チーム(2勝1敗)。しかし、韓国チームのコーチングスタッフは、「良かった。日本を下して8強に進出し、予選での不振を吹き飛ばす」と覚悟を決めている。

▲最近戦績は絶対優位

韓国ユース代表は、朴成華(パク・ソンファ)監督が采配を取って以来、昨年10月カタールで行われたアジア青少年大会決勝で日本を1—0で制するなど、最近の日本との試合で4連勝を収めており、歴代成績でも20勝4引き分け2敗で大きくリードしている。

しかし、世界選手権大会の本選で対決するのは今回が初めてだ。日本は今大会でイングランドとエジプトを撃破するなど勢いに乗っている。

▲崔成国は先発、「知日派」の活躍にも期待

朴成華監督は個人技の優れている「リトル・マラドーナ」崔成国(チェ・ソングク、蔚山現代)を勝負の切り札として活用する計画。朴監督は、「日本は茶目っ子の崔成国に負担を感じるだろう。フルタイムは難しいが後半序盤までプレーする体力は十分だ」と話し、崔を最前方の攻撃陣に先発投入する意向を明らかにした。

崔成国と並ぶ2トップの相棒には「大型ストライカー」金ドンヒョンが起用される。日本のJリーグ、大分トリニタ所属の金ドンヒョンは、10月29日西帰浦(ソグィポ)で行われた韓日戦で鮮やかな決勝ゴールの主役。守備陣には同じくJリーグ京都パープルサンガでプレーしているイム・ユファンが、警告累積で出場できない金チゴン(安養LG)の代わりに中央守備に当たる。

一方、日本代表の大熊清監督は、「これまで韓国に連敗を喫したが、主に親善試合だった。今回はタイトルがかかっているため、違う様相を呈するだろう」と必勝の意志を固めた。

日本は「プレーメーカー」阿部祐太郎(横浜マリノス)が攻撃の軸。これに今大会で2ゴールを決めたストライカー坂田大輔(横浜マリノス)と森崎浩司(サンフレッチェ広島)が2トップで立つ。



梁鍾久 yjongk@donga.com