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「北朝鮮の海路と航路封鎖すべき」米国防政策諮問委員主張

「北朝鮮の海路と航路封鎖すべき」米国防政策諮問委員主張

Posted January. 12, 2004 23:23,   

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代表的な新保守主義者(ネオコン)であるリチャード・パール米国防政策諮問委員が、北朝鮮の海路と航路を封鎖すべきだと主張した。

彼はとくに「韓国は反対するだろうが、1962年のキューバ危機でわかるように、封鎖が戦争を避ける最善案になるということを理解してもらう必要がある」と加えた。

元国防省次官補であるパール委員は最近、デービット・プロム元大統領特別補佐との共著『悪の終息、テロとの戦いで勝利を収める手法』でこのように述べた。

パール委員は著書で「韓半島で戦争の勃発より危険なのは、北朝鮮が製造した核弾頭がアルカイダなどのテロ組織に売られる可能性があるということだ。日本も、北朝鮮ミサイルの射程圏内にあるため、似たような考え方をしている」と説明した。

彼は、北朝鮮が核兵器プログラムの放棄に同意するだろうという一部の見方に疑問を投げかけ、北朝鮮と何かを合意する際にはまず、北朝鮮が信頼できない相手だということを認識すべきだ、と主張した。

彼は続いて、北朝鮮は核関連物質を直ちに廃棄し、ミサイル基地も閉鎖すべきである。さらに、国際原子力機構(IAEA)の査察を恒久的に受け入れるべきだという見解を示した。とりわけ、北朝鮮がこれを受け入れる可能性が低いため「米国は北朝鮮の核武装を放置して置くか、それとも断固たる行動を取るか、二つのうち一つを選ぶほかない。断固たる行動は北朝鮮の海路と航路の広範囲な封鎖、韓国との交流の遮断からはじまる」と主張した。



maypole@donga.com