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「発言を今の1割に」財界首脳が盧大統領に苦言

「発言を今の1割に」財界首脳が盧大統領に苦言

Posted January. 15, 2004 23:12,   

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全国経済人連合会(全経連)の姜信浩(カン・シンホ)会長代行が15日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に「苦言」を呈した。同時に、大統領への期待感も表明した。

姜会長代行はこの日、記者団との新年懇談会で「大統領が発言を現在の10分の1に減らせば、人気がさらに上がるだろう」とし「聞く時間をたくさん持ち、一つ、二つくらい話せば良いと思う」と話した。盧大統領が、前日の年頭記者会見で、経済界で投資が振るわない理由として指摘されている「不確実性」について「『不確実性』との話は多いが、具体的な内容がない」と話したことにも触れた。

また「これまで政府が掲げた目標には具体性がなかった。具体性がなければ混乱が生じる」とし「(不確実性をなくすためには)政府が一貫性のある姿を見せ、具体的な目標を選定して実践しなければならない」とも話した。

しかし、19日に大統領府で全経連会長団とともに盧大統領に会う予定である姜会長代行は、大統領への期待表明も忘れなかった。姜会長代行は「全経連も今年、重きを置くべき事業に、雇用創出の推進を決めた。ところが、たまたま大統領が昨日の記者会見で、雇用の創出を強調したのは実に嬉しいことだ」とし「いずれにしても雇用の創出は企業がすることであるだけに、財界全体が雇用を創出するため努めるだろう」と話した。

さらに「大統領に会ったら、雇用を創出するための投資拡大問題について総合的に話し合いたい」とも話した。

姜会長は、しかし懇談会終了後、自身の「10分の1」発言が気にかかったのか「もともとはそうした意味ではなかったが、そのまま報道されると誤解を招きそうだ」として、報道自粛を要請したりもした。



孔鍾植 kong@donga.com