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焼酎とタバコの消費が急増

Posted February. 02, 2004 23:04,   

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去年、「不況商品」に数えられる焼酒の販売高が増加傾向に変わった。また、庶民たちの哀歓を癒すタバコの消費も大幅増加し、去年が極めて不況だったことを表わしている。

統計庁が2日発表した「03年度産業活動動向」報告書によると、去年の内需向け消費財の総出荷高は02年比5.6%減少した。

しかし、焼酒の出荷高は前年比5.4%、タバコは26.2%増え、目を引いた。焼酒とタバコの02年出荷高は前年比それぞれ2.2%と13.2%ずつ減少したが、去年は増加傾向に転じた。

特に、酒類の中で焼酎の出荷高は増えたが、ウイスキー(−28.0%)とビール(−2.4%)は減ったという結果が出、景気低迷で懐事情が悪くなった庶民たちが「安いお酒」をたくさん飲んだものと分析された。

焼酒とタバコを除いた大半の商品の消費は大幅減少した。

まとまったお金がかかる冷蔵庫と乗用車(輸出向けは除外)はそれぞれ26.6%と17.6%減少した。化粧品(−5.9%)、男女アパレル(−18.3%)、靴類(−10.3%)など日常生活に必要な消費財出荷も減った。

また、内需向け乗用車出荷高の減少幅は半期別により拡大する傾向を見せ、政府発表とは違って消費の萎縮はさらに深刻になっていることをうかがわせた。

三星(サムスン)経済研究所の黄仁星(ファン・インソン)首席研究員は、「去年のタバコ出荷高の増加は、02年の故李周逸(イ・ジュイル)氏の死亡による禁煙シンドロームが静まったことも影響を及ぼしたと思えるが、焼酒出荷高の増加は不況が極めて深刻であることをはっきり確認させてくれた」と分析した。



高其呈 koh@donga.com