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日本自民党「朝鮮人強制連行はなかった」

日本自民党「朝鮮人強制連行はなかった」

Posted February. 15, 2004 22:58,   

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日本の与党自民党の若手議員らが、日本の植民地統治で朝鮮人を強制連行した歴史的事実を否定した。

自民党所属の衆・参議員約80人が所属する「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」は13日に会議を開いた。2年ぶりに開かれた会で、経済産業相に就任した中川昭一会長の後任に古屋圭司衆院議員が選出された。

議員らは、1月に実施された「大学入学センター試験」(韓国の大学入学修能試験に該当)の中で、世界史科目で出題された問題を重点的に論議したと朝日新聞が14日付で伝えた。

出題された問題は、「次の中で日本統治下で朝鮮で起こったことは何か」という選択問題だった。正解は「第二次世界大戦中、日本への強制連行があった」。

議員たちは、試験問題の中で「強制連行」という表現に問題があるということで意見が一致したという。さらに歴史教科書で「強制連行」関連の記述内容を削除することを求めた。

議員たちのこのような動きは、「植民地支配下の朝鮮人強制連行は捏造された歴史に過ぎず、事実ではない」と主張してきた国粋主義団体「新しい歴史教科書を作る会」側の論理と一脈相通じる。同団体は、センター試験後の1月末に該当の問題を批判し、試験主管機関に対して出題者の実名公開や、問題が出題された経緯を調査して責任者を処罰する内容の公開質疑書を発表した。



hanscho@donga.com