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中国、「首相の神社参拝中止なら新幹線選定も」

中国、「首相の神社参拝中止なら新幹線選定も」

Posted February. 17, 2004 23:13,   

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小泉純一郎首相の靖国神社参拝をめぐり、中国と日本の議論が広がりつつある。中国は、日本の首相が靖国神社への参拝を行わないならば、高速鉄道の受注競合などで日本を支持できることを示唆したが、日本が適切な代案を提示する可能性は少ないもようだ。

中国共産党・対外連絡部の劉洪才副部長は最近、中国を訪問した神崎武法・公明党代表に「新幹線も、国際核融合実験炉(ITER)も、靖国問題さえなければ日本なのに…」と話したという。

朝日新聞が17日付で報じたところによると、これは、小泉首相が靖国神社への公式参拝を中止すれば、現在、日本・ドイツ・フランス3国が競合中の北京〜上海区間の高速鉄道建設の受注で、新幹線を支持するとの意味。

また、日本とフランスが競合中のITER建設業者の選定でも日本を支持するということだ。小泉首相は、01年から今年まで4年連続、靖国神社を参拝してきた。これを受けて中国は、小泉首相の訪中要請を毎年黙殺している。日中関係がこじれるなか、日本の野党は小泉首相に戦犯と関係のない別の追慕施設を設けるよう求めている。

これに対して小泉首相は「国民的議論を経て検討したい」との考えを示している状況。しかし、小泉首相は、その後「靖国神社に戦犯が合祀されていることについて、抵抗感を感じない」と述べ、再び原点に戻った。15日には中曽根康弘元首相まで出て、A級戦犯を分祀することを提案した。

しかし、日本の右翼団体の激しい反対が予想され、これもやはり不透明な実情だ。



hanscho@donga.com