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北朝鮮、核凍結の補償に関心示す

Posted March. 30, 2004 00:24,   

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中国を訪問中の潘基文(パン・キムン)外交通商部長官は30日、「李肇星中国外相によると、北朝鮮も米国の『完全かつ検証可能で、不可逆的な(CVID)核の放棄』を受け入れる意思を示唆したものとみられる」と話した。

潘長官はこの日、北京の韓国特派員団との懇談会で「李外相は23〜25日、北朝鮮を訪問し、1時間にわたって金正日(キム・ジョンイル)総書記に会うなど北朝鮮の指導者らと会談し、北朝鮮の核問題や国際社会の見解などについて多くの意見を交わした」とし「とくに、北朝鮮は6者協議の有用性と作業部会に参加する用意を表明し、体制安全の保障と経済支援など『核凍結の補償』の原則を強調したと(李外相が)伝えた」と話した。

潘長官は「われわれは、1994年のジュネーブ枠組み合意ですでに核凍結に合意しているだけに、ジュネーブ合意レベルのものは受け入れがたく、核の抜本的な放棄意思を表明するプラスアルファでなければならないという点を(李外相に)強調した」と話した。

さらに潘長官は「北朝鮮がCVIDの原則に基づいて究極的な核廃棄を目指す核凍結に同意する場合、北朝鮮に安全保障を提供するとの立場を、米国側が再確認しており、凍結の補償についても韓国は『創意的な努力』をしている」と付け加えた。



黃有成 yshwang@donga.com