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高速鉄道、開通初日から電気・車輪に故障

高速鉄道、開通初日から電気・車輪に故障

Posted April. 01, 2004 23:19,   

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高速鉄道(KTX)が全面開通した1日、大田(テジョン)駅と東大邱(トンデグ)駅で相次いで故障を起し、乗客が別の車輌に乗り換える騒ぎとなった。

1日午前10時20分ころ、釜山(プサン)発のソウル行きKTX45号の電気供給装置に異常が発生し、大田駅で停車した。電気供給装置に問題が生じたため、補助の電源装置などへの電気供給が切れて一部の客車の室内灯が消えたりした。

この事故で乗客100人余りのうち、大田で降りた乗客を除いた70人余りが高速鉄道の他の車輌に乗り換えなければならなかった。このため、午前10時24分に大田駅を出発する予定だった高速列車も運行が20分ほど遅延した。

釜山で乗車したヤン氏(45)は「時速300kmまで速度を上げていた列車が突然180km以下に速度を落としたので不安になった」と話した。

また午前11時35分ころ、東大邱駅で釜山発ソウル行きのKTX50号の車輪滑走防止装置に故障が発生し、列車が止まる事故があった。このため乗客330人余りが20分余り待たされたが、結局、他の高速列車に乗り換えなければならかった。車輪滑走防止装置は、車輪に油や異物がついて空回りするのを防ぐ装置。

高速鉄道の関係者は「釜山鎮駅を少し過ぎた地点でセンサーが作動したのを見て車輪滑走防止装置に問題が起きたことを検知したが、運行にはとくに支障がなかったので、東大邱駅まで運行を続けた」と語った。

鉄道庁は、この2車両を京畿道高陽(キョンギド・コヤン)の高速鉄道検守団に移し、精密検査を行っている。



池明勳 mhjee@donga.com