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国際原油、またも最高値更新…42ドルに迫る

国際原油、またも最高値更新…42ドルに迫る

Posted May. 25, 2004 22:14,   

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一バレルあたり40ドル以下に下落していた米国のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)が、再び市場最高値を更新するなど、国際原油価格が大幅に反発している。

25日、韓国石油公社によると、24日にWTIの現物と先物(7月渡し基準)は、それぞれ前日より1.79ドル急騰した1バレル=41.78ドルで、過去最高記録を塗り替えた。

北海ブレント原油の現物は、1・39ドル高い38.84ドル、先物(7月渡し)は、1・66ドル上昇した38.17ドルで引けた。

同日、原油価格の値上がりは22日オランダのアムステルダムで開かれた石油輸出国機構(OPEC)の非公式会談がこれといった成果を出せないまま終わった上、サウジアラビアの増産主張に対してOPECの他のメンバー国が後ろ向きの態度を示したためと分析される。

アルジェリアのヘリルエネルギー鉱業相は24日「現在、OPECはクォーターより日量300万バレルを増産しているため、生産クォーターを増やしたところで原油価格を抑えることは期待薄だ」と主張した。

また、韓国、中国、日本、インド、フィリピンなど、アジア5ヵ国は原油高に対応するための政府間実務会議を立ち上げて運営することで合意した。

原油価格の反発が不安材料となり、25日ソウル証券市場の総合株価指数は前日比15.58ポイント(1.95%)安い784.06で取引を終えた。

個人と外国人はそれぞれ248億ウォン、14600億ウォン程度ずつを買い越したのに対し、機関投資家たちは、1700億ウォンあまりの株式を売却した。



李康雲 kwoon90@donga.com