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病院代と薬代も3年ぶりに減少 景気低迷の長期化反映

病院代と薬代も3年ぶりに減少 景気低迷の長期化反映

Posted May. 27, 2004 22:59,   

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今年の第1四半期(1〜3月)、病院代や薬代など医療及び保健関連の支出が約3年ぶりに減少した。景気低迷の長期化で、国民は重病でなければ、病院や薬局に行かなくなったためと分析される。

27日、韓国銀行(韓銀)の国民所得統計によると、今年第1四半期のうち、家計の医療及び保健の実質消費支出額は昨年同期比0.7%減少した。

医療・保健の支出額が前年同期比で減少したのは2001第2四半期(4〜6月)の6.9%減少以来のこと。

2002年は四半期ごとに前年対比で16.6〜24.1%増加した医療・保健支出額だが、景気低迷が本格化した昨年から増加の幅が急激に鈍化した。昨年四半期ごとの支出額の増加率は△第1四半期=5.5%△第2四半期=3.0%△第3四半期(7〜9月)=5.7%△第4四半期(10〜12月)=1.9%だった。

今年第1四半期のうち、医療・保健支出額は3兆3368億ウォンで、1995〜97年水準にとどまった。

第1四半期ベースで95年の医療・保健支出額は3兆4735億ウォン、96年=3兆3862ウォン、97年=3兆5369億ウォンだった。

しかし、通貨危機の真っ最中だった98年に2兆9623億ウォンと支出が急激に減少した後、3年間2兆ウォン台にとどまっていたが、2002年3兆1864億ウォンに増加し、それから3兆ウォン台を維持している。

韓銀の朴鎮旭(パク・ジンウク)国民所得チーム次長は「景気低迷が続き回復時期も予測し難い状況で、人々は重病でない限り我慢して病院に行かないため」と話した。



朴重鍱  sanjuck@donga.com