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「米軍削減、米が公開反対」韓国側発表に米政府反発

「米軍削減、米が公開反対」韓国側発表に米政府反発

Posted June. 13, 2004 23:04,   

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在韓米軍削減問題を巡って、常識的には理解できない「水面下の真実ゲーム」が韓米間で繰り広げられている。

今月初め、米政府関係者から本紙に一本の電話があった。激昂した語調で「韓国政府が非公式ブリーフィングで『米国が難色を示したため、在韓米軍削減問題の公論化が先送りされた』と主張したが、これは事実と異なる」と話した。

また同関係者は「いろいろなチャンネルを通じて、韓国政府関係者らは在韓米軍削減問題の協議と公論化を2004年4月の総選挙以前にはできないという立場を伝えてきた」と述べた。米国は、こうした韓国側の要求を、総選挙に否定的な影響を与えかねないという意味と受け止め、在韓米軍削減協議の公論化を見送るしかなかったと、同関係者は明らかにした。

これに対して、韓国政府の高官は本紙の取材に対して「ブリーフィングした内容は事実通りだ。当時、合意内容を文書で交換したし、備忘録も持っている」と述べ、米側の主張については「全くの事実無根だ」と言い切った。しかし米政府関係者は、これに対して「米国が署名した合意文書を交換したという話は聞いていない。(私は)米政府の上層部に報告された文書などを元に話しているのだ」として反駁した。

同関係者は「在韓米軍削減の公論化が米側の要求で留保になったという韓国政府のブリーフィング内容が伝えられるや、ワシントンの政府関係者の相当数が憤慨した」とし、「韓国側でそのような主張を続けた場合、米国としてもマスコミに『事実関係』を公開するしかないという立場を韓国政府の実務者らに伝えた」と話した。



金正眼 credo@donga.com