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与党議員、比例代表公認で金品ロビーか 検察が捜査着手

与党議員、比例代表公認で金品ロビーか 検察が捜査着手

Posted July. 02, 2004 22:14,   

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ヨルリン・ウリ党の張福心(チャン・ボクシン)議員が第17代総選挙の比例代表公認過程で金品ロビーを行ったとされる疑惑(本紙2日付A1・5面参照)について、2日、検察が内偵調査に着手し、波紋が広がっている。

宋光洙(ソン・グァンス)検察総長は同日、ソウル中央地検に張議員疑惑を検討することを指示したと、鄭東敏(チョン・ドンミン)最高検察庁報道官が公式発表した。これを受け、ソウル中央地検公安1部(具本敏部長)は張議員の金品ロビー疑惑に対する内偵調査に乗り出した。

検察関係者は、「関連報道内容について全般的に検討している。後援金や特別党費など事案を特定して調べるのではなく、提起された疑惑全般にわたって法律的な問題点を確認している」と述べた。

検察は提起された疑惑の信ぴょう性を検討した後、本格的な捜査が必要だと判断されれば、張議員を召喚して、党の関係者に金品を提供したかどうかなどを確認する方針だ。

ウリ党も崔竜圭(チェ・ヨンギュ)、趙培淑(チョ・ベスク)議員を共同団長とする真相調査団を構成して、疑惑の実態を徹底的に突き止めることにした。

同党の金賢美(キム・ヒョンミ)スポークスマンは、「真相調査団を構成し、結果によっては処置する。公開で調査して判断する。張議員と関わりのある方々やマスコミの報道についても検討する」と述べた。

しかし、ハンナラ党の韓善教(ハン・ソンギョ)スポークスマンは、「張議員の公認献金提供疑惑は、ウリ党の口先だけの政治改革の実態を如実に物語っている。疑惑の実態を徹底的に究明すべきだ」と批判した。

同党の金炯旿(キム・ヒョンオ)事務総長は同日、主要党役員会議で「張議員が、比例代表に選定される前に党内比例代表選定委員の一部に金品を提供したという事実は、公認献金疑惑がもたれるて十分だ。選挙期間中に黄色いジャンパーを配ったのは明白な選挙法違反に当たる」と主張した。