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沖縄の米海兵隊三千人撤収が検討中

Posted July. 23, 2004 22:03,   

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米国は沖縄に駐屯する海兵隊員約3000人を撤収させる案を日本と協議中だと読売新聞が23日付で報じた。最終決定は10月末に日米外交・国防閣僚級会議で下される模様だ。

撤収対象となる部隊は沖縄県名護市に駐留しているキャンプ・ハンセン所属の第31海兵遠征部隊(2100人)を中心とする予定だ。同部隊は揚陸強襲、非戦闘員の退避、人道支援などの任務を遂行する特殊部隊。日本政府は同部隊が撤収しても日本の防衛に大きな影響はないものと判断し、撤収方針に肯定的な立場を見せていると同紙は伝えた。

米国はこの他にも、在沖縄海兵隊の兵員約1万6000人のうち約2600人を本土のキャンプ座間に移転し、補給部隊など約600人を米国に撤収する案も検討している。このため、一連の在日米軍再編計画で撤収・移動する米軍は総勢6000人規模にのぼると見られる。

米国は機動力を中心に太平洋方面の戦力を再編成し、沖縄基地に集中している戦力を分散する考えだ。



hanscho@donga.com