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露出の季節…「あざ」が気になる?

Posted August. 02, 2004 23:25,   

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▲あざは女性に多い〓人体の組職は隙間なくびっしり編みこまれている。しかし、少し粗く、緩く編みこまれた部位もある。代表的なのが目元だ。

びっしり編みこまれた部位は出血が早く止まり、血液もあまりたまらないが、粗い部位はそうではない。

あざは特に女性に簡単に出来る。男性に比べて皮膚が薄く、小さな衝撃にも血管が簡単に傷つき、女性ホルモンが血管の壁を弱くするためだ。

年を取っても、あざはよく出来る。血管を保護して支える周辺組職が老化し、血管が簡単に損傷するためだ。紫外線に長期間露出する場合も、あざが出来る。

▲あざの管理〓一般的に、あざは2週間経てば黄色に変わり、1ヵ月で消える。あざが出来る部位を小さくするには、ぶつかった部位に7分間、濡れたタオルに氷を包んであてる。血管を収縮させて、出血を止めるためだ。

同時に、あざが出来た腕や足を心臓より上にあげる。血液が下に流れて、あざが出来た部位への血液の循環を悪くするためだ。

あざが出来て一日二日経った後なら、温かいタオルをあてる。これは、組職内に入った血が周囲に散って、早く吸収させるためだ。約20分間温かいタオルを当てれば、黒くなった皮膚の色が少しずつ薄くなる。あざが出来た所にビタミンC製剤を塗っても効果がある。

一方、民間療法で、卵であざが出来た部位を揉めば、組職に流れた血を広く伸ばして、あざを薄くする効果がある。また、マッサージも血液の循環を助け、あざを消すのに役立つ。

▲頻繁なあざは疾患〓「私は特にあざが出来やすい」と言う人の中には、外傷もないのに自然にあざが出来る人がいる。血液疾患の可能性が高い。特にかさぶたを作る血小板が足りないか本来の機能ができなければ、小さな衝撃にもよく出血し、あざが出来やすい。

もしあざだけでなく、鼻血や歯ぐきからよく出血し止まらない場合は、白血病のような血液がんが疑われる。

静脈りゅうのように足に血管が増える場合も、血管の壁が弱くなって、あざが出来やすくなる。静脈りゅうの場合、足をよく見れば青い血管が網のように見えたり、足が重くてしびれ、突っ張るような症状がある。

薬の服用も、あざの一原因になり得る。最も代表的なのが、避妊薬、関節薬、利尿剤、ワファリンなどの血液の凝固を防ぐ薬だ。

アスピリンも血小板の機能を妨害するため、これを服用する場合、あざが出来やすくなり、鼻血が出た場合、なかなか止まらないことがある。また、じんま疹、アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそくなどでステロイド剤を長く服用した場合も、あざが出来やすくなる。

(アドバイス〓三星ソウル病院家庭医学科のユ・ジュンヒョン教授、キル病院応急医学科の李グン教授、江南延世病院胸部外科の金ヘギュン院長、コウンセサン病院皮膚科の金チョヨン院長)



李眞漢 likeday@donga.com