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「子供はノー!」 昨年出産率、史上最低

「子供はノー!」 昨年出産率、史上最低

Posted August. 25, 2004 21:56,   

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昨年に生まれた新生児は49万人と史上最低水準になった。これは70年代の年間90万余人に比べて半分に過ぎない水準。

20代の女性が減少し、結婚率も下がりつつある中、景気低迷でさらに出産を渋る人が増えたためと分析される。

25日、統計庁がまとめた「2003年出生・死亡統計」によれば、昨年、出生児は49万3500人で、前年度の49万4600人より1100人減少し、統計が始まった1970年以来の最低水準となった。

年間出生児数は、1970年100万人から1993年72万4000人へと低下し、02年初めて50万人を割り込んだ。人口1000人当たりの出生児数も10.2人で、前年より0.1人減った。これは1970年(31.2人)の3分の1水準だ。

妊娠可能な年齢(15〜49歳)の女性一人当たりの出産率は1.19人と前年より0.02増加した。しかし、日本1.29、英国1.73、米国2.01(02年基準)など経済協力開発機構(OECD)の加盟国のうち最低水準だ。

統計庁の丁暢信(チョン・チャンシン)人口分析課長は「妊娠可能な女性が減って出産率がやや上がっているが、現在の人口を維持するためには出産率が2.1程度にはなる必要がある。このままなら、22年頃は人口が減少に転じるだろう」と話した。

一方、昨年、100人に2人の割合で双生児が生まれ、双生児の出生比率が初めて2%台に乗った。

出生性比(女児100人に対する男児の数)は108.7人で、正常性比(105±2)に近づいた。蔚山(ウルサン)と慶尚南道(キョンサンナムド)はそれぞれ115.6人、113.7人と全国平均を上回った。

昨年、死亡者は計24万5800人で、10年前(24万人)と同じ水準だった。40、50代男性の死亡率は女性の3倍にのぼり、男性の早期死亡率が高くなっている。一方、死亡場所別には、病院(45.1%)が自宅(42.6%)を初めて超えた。



朴湧  parky@donga.com