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韓国人権水準、10点満点で6.4点

Posted September. 12, 2004 22:20,   

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外国の主要人権関連非政府組織(NGO)は、韓国の現在の人権水準を10点満点基準で6.4点程度であると評価した。

これは東亜(トンア)日報が14〜17日、韓国で初めて開かれる「第7次世界国家人権機構大会」を控えて、同大会に参加する外国の人権関連NGO代表のうち、韓国事情に詳しい30人に、今月1日から12日まで「韓国の人権」をテーマに実施した電話及び電子メールアンケート調査の結果だ。

人権水準の点数は「人権が完璧に保障されている場合」を10点満点にした「10点基準」を適用したもので、6.4点程度なら「良好な方」として評価される。

その結果、30人のうち「韓国の人権水準」に対して点数を付けたのは23人で、その50.4%(12人)が7点以上を付けた。

同回答者らは、米国の人権水準に対しては平均7.5点と評価した。

「韓国の人権伸張を最もよく見せてくれる分野」に対するアンケートでは、回答者の半分である15人が「市民団体の活発な運動」をあげており、その次は「国家人権委員会の設立」(25%・8人)と回答した。

しかし、「女性及び児童保護システムの不足(39%)」「外国人労働者などと関連する人種差別(20%)」などは韓国が早急に改善すべき課題としてあげられた。

一方、韓国社会の懸案に関する質問のうち、「過去史清算論争」と「国家保安法の存廃論争」に対しては、NGOの立場が別れた。

過去史清算論争に対しては「政治的に敏感な問題」との理由で13人だけが回答しており、このうち6人は「政治的意図が介入することがあるので慎重を期さなければならない」(46%)、7人が「過去史問題は一日も早く清算しなければならない」(54%)と回答した。

また、国家保安法の存廃論争に対しても同じ理由で11人だけが回答した。このうち9人が「人権面から廃止した方が良い」、2人は「南北の状況を考慮すれば、改正した方が良い」との立場を示した。



金栽瑩  jaykim@donga.com