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住宅税と財産税が一つに 高価マンションに重い税金

住宅税と財産税が一つに 高価マンションに重い税金

Posted September. 15, 2004 22:19,   

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来年からマンションなど、住宅に課する財産税(建物分)と総合土地税(土地分)が一つに統合され、時価をベースに税金を掛ける住宅税(仮称)が導入される。

このため、ソウル江南(カンナム)圏のマンションなど、高価住宅であるほど、保有税の負担が大幅に増える見通しだ。

総合不動産税は、住宅を除いて土地の所有に限って適用することで意見がまとまったといわれている。

政府は同日、大統領府で盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の主催で国民経済諮問会議第2回不動産政策会議を開き、住宅の土地分と建物分を統合して課税することを柱とする住宅税を導入することを確定した。政府は、このような内容を盛り込んだ税法改正案を通常国会に提出し、来年から施行する方針だ。

これを受け、政府はマンション、一戸建て住宅、集合マンションなどの住宅は、国税庁の基準時価や鑑定価格を基準に課税標準を決め、これに基づいて住宅税を課する方針だ。

オフィスと雑居ビルなど、一般建物は土地分と建物分の税金を合算課税した場合、行政費用がかさむということから、今のように財産税と総合土地税に分離して課税される。

政府はまた、個人別に全国に持っている「住宅価値」を合算し、一定金額以上の所有者に対しては税金を重くする「住宅分総合不動産税」は導入しない方針を固めた模様だ。「土地分総合不動産税」は、住宅に含まれた土地を除いた全国の土地を個人別に合算し、土地の過多保有者たちに課する方策が積極的に検討されている。



孔鍾植 車志完 kong@donga.com cha@donga.com