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両江道・三水郡で2度爆破…韓国政府、金亨稷郡爆発説は撤回

両江道・三水郡で2度爆破…韓国政府、金亨稷郡爆発説は撤回

Posted September. 17, 2004 22:20,   

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李鳳朝(イ・ボンジョ)統一部次官は17日、両江道(ヤンガンド)金亨稷(キムヒョンジク)郡の爆発説に関連して、「情報当局が爆発の兆候があったと疑った地域では、爆発がなかったようだ」と述べた。

李次官は、「地震波の震源地と雲が観測された地域は100kmも離れていて関係がなく、最初に観測された特異な雲も、現地の地形や気象状況から考えてただの雲である可能性が高いものと判断される」と話した。

これに先立ち16日に、北朝鮮駐在の7ヵ国の外交官団が両江道の爆発と関連して訪問した所は、金亨稷郡ではなく近隣の三水(サムス)郡だったことが分かった。日本の読売新聞は、北朝鮮駐在のベイイェール・スウェーデン大使の言葉として、このように報じた。

韓国政府は爆発の兆候があった直後、金亨稷郡を撮影した航空写真を分析した。そして、北朝鮮が水力発電所建設のための意図的な爆破だと発表した時も、金亨稷郡での爆破かどうかを調べてきた。

最近平壌(ピョンヤン)を訪れ帰国した英国のビル・レモル外務次官も、16日(現地時間)にロンドンで記者会見を開き、「平壌駐在のスリン英国大使を団長とする外交官一行が、水力発電所建設中の三水郡の現場を90分間視察した」と述べた。

16日、現場訪問を終えて平壌に戻ったベイイェール大使は、「外交官団が視察した所は、両江道三水郡の水力発電所建設現場で、ここは当初爆発場所と考えられた金亨稷郡から東に約60km離れた地点だ」と述べた。

北朝鮮政府は外交官一行に、「9月8日の夜と9日未明に2度に渡って火薬150tずつ使って爆破した。ダムは来年10月に完成される予定だ」と説明したという。

ベイイェール大使は「爆発の跡がはっきりと識別されなかったが、地形は変わっていた」と話した。



朴元在 taewon_ha@donga.com parkwj@donga.com