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IAEA査察団、槐山のウラン鉱山調査 事実上、活動終了

IAEA査察団、槐山のウラン鉱山調査 事実上、活動終了

Posted September. 25, 2004 21:50,   

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国際原子力機関(IAEA)の査察団が忠清北道槐山(チュンチョンブクト・クェサン)地域のウラン鉱山を訪問したことが明らかになった。

これで2回目調査の対象は、大田市大徳区(テジョンシ・テドクク)の韓国原子力研究所、ソウル孔陵洞(コンヌンドン)の研究用原子炉、槐山地域のウラン鉱山など合わせて3ヵ所となった。

IAEA査察団は25日には現場調査をせず、これまで調査した結果を整理したあと、予定通り26日に出国するとみられ、再度の査察活動は事実上終了した。

政府当局者によると、IAEA査察団は24日、槐山地域のウラン鉱山を訪問して現場調査を行い、周辺の鉱物などを採取した。

1970年代に発見された槐山地域のウラン鉱山は天然ウラン含量が低く、経済性が落ちるものと判断され、開発はされていない。

科学技術部の関係者は「査察団が槐山地域のウラン鉱山を訪問したのは、韓国政府が申告した内容を検証するための手続きの一環だ」と話した。

19日に来韓した査察団は、槐山地域のウラン鉱山訪問を最後に事実上調査を終了した。

IAEA査察団は、今回の調査対象に取り沙汰されていた1982年にリン鉱石からウランを抽出したヨンナム化学(現・東部韓農化学)と慶尚北道慶州市(キョンサンブクト・キョンジュシ)の月城(ウォルソン)原子力発電所などは訪問しなかった模様だ。

今回、査察団が調査した内容は11月のIAEA定期理事会に報告書の形で提出される予定だ。



朴湧  parky@donga.com