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建設受注5年5カ月ぶりに最悪レベルへ

Posted October. 04, 2004 22:08,   

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建設受注総額が5年5カ月ぶりに最安値になるなど、建設景気がハードランディングする可能せいが日々大きくなっている。また、現在と未来の景気状態を判断する景気総合指数が5カ月連続の下落となり、景気は本格的な下降局面に入っていると懸念する声が高まっている。

統計庁が4日発表した「8月の産業活動動向」によると、韓国内の建設受注総額は4兆1590億ウォン(約4200億円)で、前年同期比で39.2%減になった。このような減少規模は、1999年3月の51.1%減少以来、5年5カ月ぶりの大幅減少だ。

現在の景気を示す同行指数循環変動値は97.1で、前月比1.0%下落しており、今後の景気転換の時点を予告する先行指数の前年同月比も2.2%で、前月比0.3%下落となり、両指標いずれも5カ月連続の下落ぶりを見せた。これを受けて一部の経済専門家は、韓国経済が「ダブルディップ(Double−dip/二番底=景気が下降の局面から一時的に上昇傾向になった後、再び下落すること)になる可能性を指摘している。

一方、8月の産業生産は、半導体・自動車などの活況に支えられ、前年同月比10.6%増になり、今年2月から7カ月連続し2ケタの増加ぶりを見せた。しかし、代表的な内需景気の指標にあたる卸売・小売の販売は1.5%減少した。設備投資は、半導体・製造用機械などへの投資増加に支えられ、5.0%増加するなど相対的に好調ぶりを見せた。

しかし、内需用消費財の出荷は3.7%減少しており、韓国内の機械受注も6.2%減っている。

ソフトランディングは、過熱状態の景気を急激な景気後退を招くことなく、安定成長に移行させるで、ハードランディングはその反対を意味する。



孔鍾植  kong@donga.com