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韓国の産業生産性、OECD最下位

Posted October. 14, 2004 23:22,   

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韓国の産業生産性はOECD(経済協力開発機構)加盟国のうち最下位レベルにあり、技術力も全分野で競合国の日本より大きく立ち遅れていると指摘された。さらに、技術力の中の一部分では、中国に比べても遅れをとっていることがわかった。

大韓商工会議所は14日に出した「韓国の産業競争力のあり方と改善課題」という報告書で、韓国の国内総生産(GDP)ベースでの労働時間あたり生産性は、02年米国の37%程度であり、日本(米国対比72%)、英国(79%)よりずっと低く、OECD加盟国の中でも最下位圏に止まっていることが明らかになった。

また、国内産業で中・高級技術に支えられている知識基盤製造業の割合は7%で、OECD平均(5.2%)より高かったが、知識基盤サービス業の割合(4.2%)は、OECD平均(6.3%)より低いことから、産業間の不均衡が深刻だと付け加えた。

技術力部門の競争力は憂慮すべきものだった。日本を「100」として部門別技術力を比較した結果、韓国は△人材84.8△生産技術82△産業技術(特許)10.5△研究論文および引用論文数からみた技術的成果15△全体研究開発量11.4などと、大きく遅れを取っている。

とりわけ、人材、技術的成果、研究開発量の3部門では、中国は日本に比べて各々134.2、27.8、43.4となり、韓国を追い越した。

報告書はまた、韓国の目玉産業である半導体、自動車、造船、鉄鋼などは、世界市場のシェア1〜6位だが△半導体の非メモリの世界市場シェア1.6%△造船業種の特殊船の割合は30%未満(日本70%)など、質的競争力はかなり低いと指摘した。



鞖克仁 bae2150@donga.com