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売春禁止で「海外売春接待」が増えた

Posted October. 15, 2004 23:42,   

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先月23日、性売買特別法が施行されてから、北京、上海、青島などの中国やフィリピンをはじめ東南アジア諸国に向かう企業の「海外遠征売春接待」が増えている。このような買春観光は以前にも一部富裕層を中心に行われてきたが、大部分個人的な観光だった。

ある中堅企業に勤める朴某室長(39)は「国内ではゴルフ予約も難しいし、特に性売買特別法施行後、高級クラブ接待も不安になってきて、最近は海外接待が人気を呼んでいる」と話した。朴氏は「国内より接待費も少なくかかるだけでなく、2泊3日の長い時間を一緒に過ごすことができて接待効果もより大きい」と付け加えた。

このような傾向にあわせて、中国の現地各旅行会社も接待観光のための各種サービスを用意し、売春観光を提案する電子メールを国内企業などに無差別的に送りつけている。

旅行会社は航空便の予約やゴルフ場のブッキングはもちろん、高級クラブ案内とともに、接待費処理のための領収証まで引き受けて処理してくれる「ワン・ストップ」サービスまで提案している。

青島で数年間現地ガイドをしている朝鮮族同胞の崔某氏(38)は「10月はオンシーズンではないのに、韓国人観光客たちが減っていない」とし「このごろホテルやゴルフ場のブッキングをするためには10日前には予約しなければならない」と伝えた。

また、崔氏は「各企業で取り持つ観光が増えた。接待費処理のための領収証は希望する方式と金額ですべて合わせてあげることができる」と話した。

国内の各旅行会社も最近「金曜日午後8時半出発、月曜日午前6時帰国」というフィリピン観光商品を出すなど、多様な東南アジア週末観光商品の開発に力を入れている。各社は表向きには売春観光について言及しないが、現地の各旅行会社との協力の下で密かに取り持つことで知られている。

東南アジアの旅行商品を専門的に扱うある旅行会社の関係者は、「9月末以降、売春観光が可能な地域に対するお問い合わせ電話が1日に4、5通ずつかかってくる。これから需要がさらに増えることに備えて関連旅行商品を開発している」と明らかにした。



鄭世鎭 吉鎭均  mint4a@donga.com leon@donga.com