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最高検、「偽装・有害食品の製造・販売」取締りへ

最高検、「偽装・有害食品の製造・販売」取締りへ

Posted November. 03, 2004 23:06,   

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最高検察庁は6月から5ヶ月間、全国の地検と地庁の合同取り締まり班を中心に、偽装・有害食品を製造・販売してきた不正食品事犯特別取り締まりを行い、623人を立件し、このうち93人を拘束したと3日明らかにした。

類型別の立件者は▲有害食品の製造・販売160人▲原料産地の虚偽表示161人▲賞味期限切れ食品の販売117人▲虚偽検査証明の発給23人▲有機農産物に見せかけて販売22人▲その他140人などだ。

検察は、全国55庁に設置された民生経済侵害事犯捜査部で無期限取り締まりを続けることにした。次は主な摘発事例。

▲口蹄疫の憂慮ある牛骨販売〓畜産物流通業者のファン氏など、3人は牛骨7.8tを昨年1月と今年10月ソウル城東区馬場洞(ソンドング・マジャンドン)の畜産物販売業者に1億750万ウォンで売り込んだ。

清州(チョンジュ)地検、忠州(チュンジュ)地庁は、かれらが00年4月忠清(チュンチョン)地域と02年5月京畿(キョンギト)地域で口蹄疫が発生した際に、 口蹄疫の感染が疑われる牛の骨をこっそり保管してきて、売りさばいたものとみて、畜産物加工処理法違反の容疑で最近拘束した。

口蹄疫は、人体には無害なものとされているが、 口蹄疫が発生すれば、移動制限地域内で飼う牛は殺し、内臓などまですべて廃棄するようにしている。

△賞味期限切れ食品の販売〓畜産物流通会社の代表であるチョン(37)氏は、今年6月ころ賞味期限が1年くらい過ぎた輸入冷凍三枚肉45t(17億ウォン相当)を畜産物問屋のペ氏に販売した。ぺ氏は、このうち8tを肉屋に売り、肉屋は再び2tを一般消費者に売って蔚山(ウルサン)地検に拘束された。

検察の捜査結果、デンマーク産であるこの豚肉は、輸入した当時は賞味期限が切れていなかったが、価格の暴落と流通会社の倒産などで売れ残り、賞味期限切れになったという。

△偽装の有機農産物・食品の販売〓有機農産物の中間流通業者2人は、有機農産物の認証も得ていない畑で栽培された野菜を有機農産物に見せかけて販売して、ソウル南部地検に拘束された。

かれらは、大型量販店の食品売り場に1億2000万ウォン相当の野菜を納品したことが明らかになった。有機農産物を求める消費者が増えている上、価格も一般農産物に比べて1〜3倍くらい高いことに着目したという。

△偽装の干し唐辛子製造〓食品メーカーの代表であるチョン(41)氏は、01年11月〜04年10月中国産の割り干しキムチの具と干し唐辛子を3対7の割合で混ぜて作った偽装の干し唐辛子9tをケーターリング(団体給食提供)会社に8億ウォンで売りさばいた。割り干しキムチの具には、でん粉などの含量が50%を越えている。

検察の調査結果、チョン氏はあるケーターリング会社の購買部長のオ(49)氏に毎月150万ウォンずつ、計8700万ウォンを贈賄していた。この干し唐辛子は、ホテルの職員食堂、デパートなどに出回っていた。ソウル東部地検は、チョン氏とオ氏を拘束した。



jin0619@donga.com