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石油公社、東海ガス田で商業生産宣言…念願の「産油国」の夢実現

石油公社、東海ガス田で商業生産宣言…念願の「産油国」の夢実現

Posted November. 04, 2004 23:13,   

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5日、「東海(トンへ)—第1ガス田」の竣工式を行い、本格的な天然ガス商業生産に入る。

韓国は1964年から国内大陸棚探査を始めて油田開発に乗り出し、40年で産油国の夢を実現することになった。

韓国石油公社は4日、2002年3月着工した蔚山(ウルサン)沖合東南側58kmの海上に東海—第1ガス田の生産施設を2年6ヵ月で完工しており、試験生産を経て5日に竣工式を行い、本格的な天然ガス生産を始めると明らかにした。

東海—第1ガス田の埋蔵量は2500億ft3で、液化天然ガス(LNG)に換算すれば500万tに達する量だ。

韓国石油公社は東海—第1ガス田で今年から2018年までの15年間、年間40万tのLNGを生産して慶尚南道(キョンサンナムド)蔚山地域に供給する予定だ。

年間40万tは34万世帯の1年間の使用量で、韓国の年間LNG消費量の2.2%にあたる。

東海海底3425mで生産された天然ガスは、海上の生産施設で1次精製を経た後、海底及び陸上パイプ(総延長68km)を通じて陸上基地に移されて2次精製後、ガス公社のパイプ網を通じて民家に供給される。

石油公社側は「東海—第1ガス田は12億ドルにのぼるガス輸入を代替することができるし、油田開発及び生産運営技術や経験を蓄積するきっかけになる」とし、「4万3000人の雇用と2兆ウォンの付加価置の創出、関連産業の育成及び技術発展にも寄与する」と説明した。

4月から1日300〜1500tの試験生産をしてきた石油公社は当初、7月末に本格的な生産に突入する予定だったが、ガス品質の検査システムに異常が生じ、安全性を高めるために竣工時期を延ばしていた。



申致泳 higgledy@donga.com