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「韓国から15歳のバスケットボール怪物が来た」

「韓国から15歳のバスケットボール怪物が来た」

Posted November. 11, 2004 23:14,   

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言葉もまともに通じない不慣れな地での寂しい寮生活。しかし遠大な夢があるので、堪えて行ける。

米ロサンゼルス近郊のモントクレオ高校に留学している「バスケットボールの有望株」金ジンス(15才、203cm)。サムイル中3年生だった今夏、韓国選手では初めてバスケットボールの本場である米高校にスカウトされた彼は、13日から始まる本格的なチーム訓練を控え、早くから熱い関心を集めている。

まだシーズンが始まってもないのに、学校側の全幅的な支援をうけており、マスコミのインタビュー要請まで殺到している。これは入学前の7月、ロサンゼルスで開かれたジュニア・キャンプで、金ジンスの知名度が既に高まったためだ。そして9月、中学生では初めて韓国青少年代表に選ばれ、チームをアジア選手権大会準優勝に導いた華麗な経歴も一役買った。

同校のグレッグ・パターソン監督は、「金ジンスは驚くほど素晴らしい実力の持ち主だ」と誉め言葉を惜しまなかった。ロサンゼルス日刊紙デーリーニュースは最近、金ジンスとのインタビュー記事で、「目を見張る攻撃力に外郭シュート、速攻能力まで兼備した、米国でも五本の指に入る有望株」と報道した。バスケットボールの名門であるUCLAのスカウト担当者は、既に金ジンスにラブコールを送っている。

このような中、金ジンスは今月末のシーズン開幕を待ちながら、忙しい日々を過ごしている。オフシーズンには厳しく団体訓錬を禁止する規定によって、1日6時間の授業を真面目に聞き、その上、宿題と溜まった勉強をするためさらに3、4時間、机に向かっていなければならない。運動は1週間に3回2時間ずつ個人コーチから先進技術を学んでおり、最新施設を取り揃えた校内ウエートトレーニングで筋力強化に重点を置いている。

最終目標である米プロバスケットボール(NBA)進出に向けて力強く足を踏み出した金ジンスは、「米国では誰も強いる人がいないので、自ら努力しなければ成功できないようだ。きちんと足りない点を補完して、必ず最高の選手になりたい」と言った。



金鍾錫 kjs0123@donga.com