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日本文部科学相「歴史教科書、慰安婦表現が減って良かった」

日本文部科学相「歴史教科書、慰安婦表現が減って良かった」

Posted November. 28, 2004 23:00,   

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日本の政治家たちが相次いで歴史の妄言を述べている。

中山成彬(61)文部科学相は27日、「歴史教科書で、従軍慰安婦とか強制連行とかいった言葉が減ってきたのは本当に良かった」と述べ、「日本は自虐史観から抜け出さなければならない」と主張した。

有力な次期首相候補である政権自民党の安倍晋三幹事長代理も同日、「小泉首相だけでなく次のリーダーも靖国神社への参拝を続けるべきだ」と話した。

中山文科相は同日、大分県で開かれたある集会で、「日本の教科書は、極めて自虐的な『日本は悪いことばかりしてきた』というもので満ちていた」とし、日本の軍国主義の蛮行を記述した過去の歴史教科書を批判した。

文部科学省は、06年度に使用する中学校歴史教科書の検定作業を進めており、中山文科相の発言は、教科書検定の結果に直間接的に影響を及ぼすものとみられる。

衆議院当選5回の中山文科相は、歴史教科書で強制連行や従軍慰安婦などの記述の削除を求める自民党内の「日本の前途と歴史教育を考える会」の座長を務めたことがある。



朴元在  parkwj@donga.com