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中国、「韓国企業狩り」に本腰を入れ始める

中国、「韓国企業狩り」に本腰を入れ始める

Posted December. 01, 2004 22:54,   

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韓国に対する中国の直接投資規模が、今年に入ってから9月まで、昨年の10倍以上に急増しながら、中国の韓国企業狩りが本格化している。

中国政府は、自国の企業が韓国の自動車、電子、化学工業分野に投資するように積極的に督励しているので、中国の韓国企業狩りは益々活発になるとみられる。

専門家たちは、韓国企業の核心技術が中国に流出されないように対策を設けるものの、韓国産業の構造調整に役に立つ中国の直接投資は積極的に誘致しなければならないと強調した。

産業資源部が1日、発表したところによると、今年1〜9月、中国の対韓直接投資は447件、5億8440万ドル(約6132億ウォン)で、昨年の直接投資規模(5023万ドル)の10倍以上に膨らんだ。

投資件数は昨年(522件)に比べ減少したものの、投資規模が大型化したため、直接投資規模の金額は急増したのだ。

今年9月、中国石化集団公司のシノケムは、韓国精油業者の仁川(インチョン)精油を5億ドルで買収することに本契約を締結した。

韓国産業研究院によれば、中国商務部は最近、世界67カ国を中心に、「対外投資国別産業地図リスト」を発表した。

中国政府次元で海外直接投資関連指針を公開したのは今回が初めてだ。同投資リストによれば、韓国の場合、自動車など三つのメーカーが投資有望産業に指定された。

最近、中国上海自動車の双竜(サンヨン)自動車買収、シノケムの仁川精油買収などの大型企業買収合併(M&A)がなされたのも、中国政府のこのような方針によるものという分析だ。

金化燮(キム・ファソプ)産業研究院研究委員は、「中国政府は先端技術確保と中国人民元切り上げ圧力などを避けるため、海外投資を奨励している。中国の資本と韓国の技術を結合する形態の分業体系を構築し、韓国の産業競争力を高める戦略が必要だ」と言った。



朴湧  parky@donga.com