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急がれる「韓国サッカーの世代交代」

Posted December. 02, 2004 22:51,   

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「サッカー代表チームに輸血する最初の若い血は曹秉局(チョ・ビョングク)だ。」

02韓日W杯以後、「メンツ丸潰れ」になった韓国サッカー代表チームが名声を取り戻すためには、守備ラインの大々的な手術が最も急がれる課題で、特に核心である中央守備を代替するためには曹秉局(23・水原三星)が一番必要な選手であるという主張が出た。

このような事実は、本紙が9人のサッカー専門家を対象に、世代交代の必要性と方法に対する電話アンケート調査をした結果、分かったものだ。アンケート調査に参加したサッカー専門家は、前代表チームのコーチングスタッフ2人(許丁茂龍仁FC監督、チェ・ジンハン前コーチ)、プロチーム監督3人(金正男蔚山現代監督、趙広来FCソウル監督、崔淳鎬浦項スチロース監督)と解説者4人(李容秀KBS解説委員、カン・シンウ、辛文善SBS解説委員、金鋳城MBC解説委員)だ。

彼らは、代表チームが真っ先に解決しなければならない課題が、守備ラインの世代交代を通じた安全性構築で、世代交代の時期は来年1月、米国で実施される転地訓練が適当だと口をそろえた。2月にはじまる最終予選の前までに、世代交代を終わらせなければならないということだ。

現在、代表チームの守備ラインは柳想鐵(ユ・サンチョル、34、横浜)と崔眞暑(チェ・ジンチョル、33、全北)、金泰映(キム・テヨン、34、全南)など30代半ばが主軸。李容秀(イ・ヨンス)委員は、「ヒディンク前代表チーム監督なら、既に02W杯が終わった時点で世代交代を断行したはずだ。他のポジションは既存選手の技量がまだ群を抜いているが、守備ラインは老衰化している」と話した。

守備ラインの手術は早ければ早いほど良いという主張だ。金鋳城(キム・ジュソン)委員は、「守備ラインは組織力が重要で、組織力は短期間で構築されるものではない。早く若々しい選手たちを起用しなければならない」と主張した。

現代サッカーの流れに合わせるため、中央守備手が取り揃えなければならない三つの条件は、身長185cm以上にスピードと闘志だ。この条件を一番良く取り揃えている選手が曹秉局だ。金正男(キム・ジョンナム)監督と李容秀、金鋳城、辛文善(シン・ムンソン)解説委員は、「曹秉局は洪明甫(ホン・ミョンボ)の後を継ぐ中央守備手として最も相応しい人材だ」と評価した。183cm、78kgの曹秉局は守備手に必須なスピードと闘志を取り揃えているだけでなく、カンガルーみたいなジャンプ力で攻撃にも積極的に加わる万能プレーヤー。

専門家たちはまた、左足を使い攻撃力まで取り揃えた金ドンジン(22)、一対一能力とヘディング力が優れた金チゴン(21・以上ソウル)、タックルの上手な朴ジェホン(26・全北)などを有望な守備手に数えた。

一方、ゴールゲッターの中では、曹宰榛(チョ・ジェジン、23、清水エスパルス)と朴主永(パク・ジュヨン、19、高麗大)が、ミッドフィルダーには金杜鍱(キム・ドゥヒョン、22、水原)と金ジョンウ(22・蔚山)が世代交代の主役に数えられた。専門家たちは、「現在、ミッドフィルダーとストライカーは最高選手で成り立っている。問題点であるゴール決定力不足は監督が戦術補完などを通じて解決しなければならない課題」と指摘した。