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来年から放送できなくなるiTV 放送委「再許可推薦拒否」

来年から放送できなくなるiTV 放送委「再許可推薦拒否」

Posted December. 21, 2004 23:03,   

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放送委員会(盧成大・ノ・ソンデ委員長)は、今年末に電波使用許可期間が締め切られる京仁(キョンイン)放送(iTV)に対し、再許可の推薦拒否を21日議決した。これを受け、京仁放送は来年1月1日からテレビ放送を行えなくなった。

放送委の再許可推薦拒否は、再許可制度が00年に導入されて以来はじめてのことであり、1980年のマスコミ統廃合以来、放送局がはじめて廃業する事態に飛び火する可能性もある。

放送委は同日、京仁放送は「事業を成り立たせるための財政力不足」、「放送収益の社会還元不履行」などから、正常な経営と放送政策のできない状態であるため、再許可推薦を拒否することにしたと発表した。

放送委は、債務超過状態である京仁放送に再許可推薦の条件として増資を要求したが、2大株主である大韓製糖(テハンジェタン)が応じないなど、財務構造の改善に進展が見られておらず、外部資金の誘致にもめどが立たないと説明した。京仁放送は03年末ベースで負債が878億ウォンで、総資産の811億ウォンを67億ウォン超えている。

放送委はまた、京仁放送が放送許可当時約束した社会還元計画のうち、10億ウォンを拠出しただけなのも、推薦拒否の理由だと付け加えた。

京仁放送は、再許可推薦の審査過程で労組のストと会社側の職場閉鎖が続き、株主たちの増資を誘致するのに失敗した。

一方、京仁放送のFMラジオは、許可満了期限が05年末であるため、当分の間放送が続くものとみられる。



徐廷輔  suhchoi@donga.com