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中国、韓国議員会見阻止事態で強硬姿勢 問われる韓国政府の低姿勢

中国、韓国議員会見阻止事態で強硬姿勢 問われる韓国政府の低姿勢

Posted January. 14, 2005 22:55,   

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「中国は無礼よりも誠実さの無さがより問題だ」

過去の例に照らして、中国は、ハンナラ党議員たちの脱北者関連記者会見を物理的に阻止した事態の解決に、誠意ある姿勢を見せはしないだろうということだ。すぐさま中国外交部の孔泉報道官は13日、「韓国の議員たちが(中国に)謝罪を要求したが、謝罪は我々が受けなければならない」と述べた。

韓国政府の関係者は、「国際社会では、普遍的な常識と価値が国内法の上にある場合が多い」とし、「中国の物理力の動員は、このような常識に明確に反するものだ」と指摘した。

中国の誠実さの欠如は、ほぼ慢性化の段階に達している。

昨年4月頃、中国外交部のホームページから「高句麗(コグリョ)」という単語を削除した時も、中国は最後まで「誰が・いつ・どのような理由でそのようなことをしたのか」について韓国側に明らかにしなかった。

同年6月、韓国行きを希望する脱北者7人が北朝鮮に送還された時も、この事実を韓国マスコミが報道するや、中国政府は当初「そんなことはない」と否定したが、約10日後にはこれを認めながらも具体的な時期については口を閉ざした。

このような誠実さの欠如は、韓国政府の低姿勢が助長した面もある。

韓国政府は日本の歴史教科書歪曲のような過去史問題を抗議する時は、ソウルの日本大使を公に外交部に呼び寄せ、「韓国民の高い関心と怒り」を伝えた。しかし、在韓中国大使を呼び出す時は、中国側の立場を考慮して非公開にしている。

昨年8月、武大偉・中国外交部副部長が中国の高句麗史歪曲問題を協議するために極秘来韓した際も、この事実が本紙の特ダネで報道されるや、韓国政府は中国の強い抗議を受け、外交部に対する保安監視と取材記者の携帯電話の通話記録の照会まで実施した。



夫亨權 bookum90@donga.com