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日本・文部科学相「自虐的な歴史教科書がいっぱい」

日本・文部科学相「自虐的な歴史教科書がいっぱい」

Posted January. 30, 2005 22:41,   

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日本の中山成彬(62)文部科学相が、「(日本の歴史教科書には)自虐的な教科書がいっぱいある」と発言した。

中山文部科学相は29日、宮崎県で開かれた自身の大臣就任祝賀会のあいさつの中で、「日本が悪い事をしたという教科書が多い」として、このように述べた。

同相はあいさつで、妄言の波紋を意識したかのように、「もう失言はしないようにしようと思っている」と言いながらも、「本当は失言したいんです」と述べ、意図的に計算された発言という疑惑を生んだ。

中山文部科学相はまた、「愛国心鼓吹」の項目が入った教育基本法改正案の通常国会提出が、連立与党である公明党の反対で流れた事実を取り上げ、「私としては『愛国心』という言葉でまとめ、改正したい」と強調した。

中山文部科学相は昨年11月にも、「日本の歴史教科書は非常に自虐的だったし、日本は悪い事ばかりしたという具合だ」と発言し、これに対する批判世論が強まるや、「大臣ではなく個人的な立場で、感じたことを話したまでだ」と釈明したことがある。

日本の文部科学省が、06学年度に使用する中学校歴史教科書の検定作業を進めている最中であるため、文部科学相の相次ぐ「問題発言」が、教科書の検定結果に影響を及ぼすのではないかと憂慮される。

衆議院当選5回の中山文部科学相は、歴史教科書で強制連行や従軍慰安婦の表現削除を主張する与党自民党内の「日本の前途と歴史教育を考える会」の代表を務めた。



朴元在 parkwj@donga.com