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政府、日本に独島領有権主張の削除を要求

政府、日本に独島領有権主張の削除を要求

Posted April. 06, 2005 23:02,   

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政府は6日、独島(トクト、日本名竹島)問題に関連した日本歴史教科書の記述が、日本政府の介入で改悪されたという疑惑を提起し、教科書から独島領有権の主張を直ちに削除するように、日本に強く求めた。

李泰植(イ・テシク)外交通商部次官は同日午後、高野紀元在韓日本大使を外交通商部に呼び、「日本政府の検定を合格した一部公民教科書が、『韓国の独島不法占拠』という記述を含んでいることは、決して受け入れることができない」とし、「検定申請本上の記述内容が、検定の過程で日本文部科学省の一定の役割及び関与によって変更されたように見える」と話した。

李次官はさらに、「日本政府が、教科書の独島領有権に関する記述を直ちに削除してほしい」と求め、「韓国政府は、独島領有権を毀損しようとするいかなる挑発行為も受け入れず、厳正に対応していく」と強調した。

日本政府は、扶桑社の公民教科書検定申請本に掲載された独島の写真に、「韓国と日本が領有権をめぐり対立している竹島」という説明があったのを、「韓国が不法占拠している竹島」に変えるように指示したことが、明るみになった。

扶桑社の関係者は、「指摘を受けた以上、直さざるを得なかった」とし、「(文部省に)数回に渡って原案を持って行き、最終的に合格判定を受けたものは、政府見解を反映した表現だ」と話した。



jkmas@donga.com